内容証明とは?
内容証明って どういう意味?
まず、結論から申し上げると・・・ 要するにただの「手紙」 です。
なーんだと思われた方も随分いらっしっらるかと思います。(笑)
が、しかし、使い方によっては強力な効果を発揮するときがあります。
弊サイトは「内容証明」と後で御紹介する「公正証書」をフルに活用し、
債権回収(貸したお金を返してもらうこと)、離婚に絡む慰謝料請求などを主としたトラブルについて早期に解決したいと思ってらっしゃる方のサイトです。
さて、実は内容証明には法的拘束力がありません。(内容証明に書かれているとうりに従わなくてもよい。つまりそれに従う義務はない。ってことです。)
それではなぜ、強力な効果を発揮するのでしょうか?
それは、あなたがもし法律にお詳しい方でしたら申し訳ないのですが、一般の方は普通 内容証明郵便とかを見たことはないと思います。
内容証明を書くには厳格な形式や手続きがございます。ですから、いかにも権威の ある手紙だと思われてしまうのです。
内容証明が届いた相手方は相当な心理的プレッシャーを受けるはずです。
何度請求しても知らんぷりだった相手方が分割支払いの申し出、又は、支払の延期など・・・なんらかアクションを起こしてくるかもしれません。
相手方はあなたが本気なんだなと認識するでしょう。普通の郵便でなく、あえて内 容証明郵便にしたことで、あなたの強い決意を示すことができます。
このように相手方へ何らかの請求、要求、警告などをする場合に内容証明は有効な 手段になるのです。
弁護士や行政書士の職印が押印された内容証明であれば、なお相手方に与える心理的プレッシャーは相当なものになると思います。
それと大事なポイントとして・・・忘れてはならないのが・・・
配達証明です・・・
内容証明が相手方に配達されたことを証明するためのものです。
配達の事実、配達日を証明できる効果が発生します。
相手方に内容証明が届いた時に、郵便物等配達証明書というハガキがあなたのもとに送られてきます。
これにより相手方に令和〇〇年〇月〇日に届いた旨を郵便局が証明してくれます。
相手方はもう 「そんな手紙は届いていない。」と反論できなくなります。
次のページは内容証明のメリット・デメリットについて詳しく見ていきます。